2014年5月13日火曜日

作業姿勢の設定について

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池田良夫(1996)『エルゴノミックス (生産管理 理論と実践)』pp.156〜158に、作業姿勢の設定という題目でデスク周りの環境構築についての記載がある。作業台上のモノを置く範囲や椅子への要求事項が具体的な数値で記載されており、職場だけでなく家庭においても新規で椅子・机を購入する際の参考になる記述であると思う。以下箇条書きの形で書きだしていく。

作業姿勢について

作業姿勢には

  1. 椅座位(椅子に座った状態)
  2. 立位
  3. 椅座位・立位併用
以上の三種類ある。これらの姿勢にはそれぞれ有利な点があり、それを考慮して作業姿勢を決定する。なお、作業者の負荷を考え、基本的には椅座位を優先的に採用する。各々の作業姿勢の選定条件と、作業姿勢を作る際の留意点は以下の通り。