2011年2月1日火曜日

Ubuntuでの日本語入力(How to input Japanese in Ubuntu (Nihongo Romaji Nyuryoku))

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Ubuntuでの日本ローマ字入力のはじめ方についてメモ。
このページにたどり着く貴方は
「Ubuntuをインストールしたはいいが日本語入力はできない!なぜだ!」
とお悩みのことでしょう(私もそうでした)。
Ubuntuで日本語入力するには、まず"ibus"とインプットメソッド("Anthy","mozc",など)をインストールした後、若干の設定をする必要があります。

まず、ibusを導入します。メニューバーから、

System -> Administration -> Synaptic Package Manager
でSynaptic Package Managerを開き、検索窓(Quick Serch)に、
ibus
と入力、"ibus"にチェックを入れ、"Apply"ボタンを押します。
以上でibusがインストールされます。


次に、インプットメソッドを導入します。ここでは"Anthy"を導入します。先ほどと同様に、Synaptic Package Managerの検索窓に

ibus-anthy
と入力、"ibus-anthy"にチェックを入れ、"Apply"ボタンをクリックします。
以上でibus-anthyのインストール完了です。


次に設定。メニューバーから

System -> Preferences -> Keybord Input Methods
を開きます(または、Terminal上で"ibus-setup"と入力し、Enterキーを押します)。
すると、"ibus-Preference"が立ち上がります。
そこで"Input Method"タブのプルダウンメニュー"Select an Input Method"から、
"Japanese" -> "Anthy"
を選択の後、"Add"ボタンをクリックします。
すると、下の白枠("Input Method")内に、"Japanese - Anthy"と表示されます。
以上で日本語ローマ字入力が可能になった。"カタカナ/ひらがな"、"半角/全角"キーを押し、入力してみましょう。



Terminal(端末)からのibusのインストール方法

上記の方法とは別に、Terminal(Windowsで言うところのコマンドプロンプト)からibusをインストールすることもできます(上記の方法でibusをインストールした場合、以下の作業は不要です)。
まず、Terminalにて、

sudo apt-get update
と入力し、Enterキーを押下します。
[sudo]password for ユーザ名:
と表示されるので、ログイン時のパスワードを入力し、Enterキーを押します。パスワードを入力する際、キーを押しても何も画面に出力されませんが、入力自体はされている状態です。焦らずに入力しましょう。キーを押し間違えた場合は、一度Enterを押して
Sorry, try again.
と画面に出力されてからもう一度入力し直しましょう。
パスワードが正しければ、処理が始まります。キー入力を受け付けるようになったら、
sudo apt-get install ibus ibus-anthy
と入力し、Enterキーを押します。
[y/n/?]
と画面に出力されたら、
y
と入力し、Enterキーを押下しましょう。ibusとibus-anthyのインストールが始まります。
キー入力を受け付けるようになったら、インストール完了です。
ibus-setup
と入力しEnterキーを押して、"ibus-Preference"を立ち上げましょう。後は上記の方法と同じです。

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