2011年4月16日土曜日

リアルタイム 粗債務残高/名目GDP比率 カウンター

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追記:純債務残高/名目GDP比率 のカウンターを作成しました。
財政についての議論の参考には、上記のカウンターのご利用をおすすめします。
粗債務残高/名目GDP比率 のカウンターをつくってみました。
「実質GDP成長率」と「インフレ率」を入力し、「試算!」ボタンを押してみてください。
現在・5年後・10年後・30年後の「粗債務残高/名目GDP比率」が試算できます。


入力(年率・半角数字)


実質GDP成長率




インフレ率(GDPデフレータ変化率)


現在の名目GDP(便宜上)兆円
名目GDP成長率[秒間]
現在の債務(=国債+財投債+地方債)残高兆円
粗債務残高増加率[秒間]
2011/1/1からの経過秒数

年間名目GDP成長率(名目経済成長率)

粗債務残高/名目GDP比率(現在)
粗債務残高/名目GDP比率(5年後)
粗債務残高/名目GDP比率(10年後)
粗債務残高/名目GDP比率(30年後)

見方

現在・5年後・10年後・30年後…と時間が経過とともに、
「粗債務残高/名目GDP比率」の数値がどうなっているかを見ます。
(本来、これは「純債務残高(=負債-資産)/GDP比率」で見るべきものではありますが…)
時間が経過するほど「粗債務残高/名目GDP比率」がどんどん大きくなっている(発散する)場合
経済の規模と比べ粗債務残高がどんどん大きくなります。資産額がどんどん大きくなる場合を除けば、財政の維持は困難になります。
時間が経過するほど「粗債務残高/名目GDP比率」がどんどん小さくなっている場合
経済の規模に比べて粗債務残高が小さくなっていくので、財政は容易に維持できます。
時間が経過すると、「粗債務残高/名目GDP比率」一定の数値になっていく場合
経済の規模に比べて粗債務残高が一定の割合を保ちます。財政は維持可能です。
*税収弾性値(経済成長に伴う税収増減)は反映していません。
*粗債務残高増加率は2010第4四半期時点での粗債務残高の対数値と、2008年第4四半期時点での粗債務残高の対数値の差から求めています。
*計算の便宜上、フローの数値であるGDPをストックのように表示(”現在の名目GDP”)しています。ご了承ください。


使用した数値の出所および計算式
名目GDP:内閣府「国民経済計算」...479.2兆円(2010暦年)
粗債務残高(=国債+財投債+地方債):日本銀行「資金循環統計」...653.8兆円(2010-Q4時点)、605.8兆円(2008-Q4時点)
粗債務残高増加率[秒間]=$\frac{\log_e(\mbox{2010Q4時点粗債務残高})-\log_e(\mbox{2008Q4時点粗債務残高}) }{\mbox{2年[秒換算]}} $

現在の名目GDP(便宜上) = $ \mbox{2010年の年間名目GDP} \times \exp({\mbox{名目GDP成長率[秒間]} \times {\mbox{2011/1/1からの経過秒数}} }) $

現在の粗債務残高 = $ \mbox{2010-Q4時点粗債務残高} \times \exp(\mbox{粗債務残高増加率[秒間]} \times \mbox{2011/1/1からの経過秒数})$

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